無事終演しました(*´-`)『サイドシートひとつぶんの新宿』

5月6日新宿atTHEATERにて、二人芝居『サイドシートひとつぶんの新宿』が終演いたしました。

大ラクは補助席出すほどの満員御礼!!
ご来場いただいた全ての方々に心から感謝いたします★
本当にありがとうございました!!


今年の願望のひとつ、『二人芝居』を叶えることが出来ました♬
素敵な脚本を書き、そしてお声がけくださった演出のいちかわともさんには本当に感謝しています!



このお話は、キャバ嬢と送迎車の運転手の話ではありますが、職業問わず、たくさんの人が思わず共感してしまうエッセンスがたくさんありました。

きっと、心にシュっと来た瞬間、涙腺がシャンッとなった瞬間、などなど観てくださった方々それぞれにいろんな瞬間があったかなぁ、、というかあったら嬉しいナァーと♬




キャバ嬢菜々子は、両親に捨てられたも同然で、高校生の時から母親の帰ってこない(ここは私の解釈がだいぶ盛り込まれてますが)生活を過ごしてきました。

だから、誰かに必要とされたかった。
自分の存在に、価値が欲しかった。
満たされたかった。

そんな隙間に入ってきたのが、誠。



夢を持って東京に出てきた誠も、自分の存在意義に不安を抱えている似た者同士だった。



でも、2人の想いはすれ違ってばかり。



結局、誠と結ばれることはなかったけど、
菜々子は「自分がいないと生きていけない存在」を見つけて、新しい幸せな生活を始めることができたのです。


『ひまわり』は、いろんな大きな意味を含んだ、本当に象徴的なものとなりました★


あれから誠は、どうしているのだろう?


正解は分からない。
でも、誠くんなりの幸せを掴んでいるのでは、、、と妄想します。
あとは、皆様の想像に委ねますね^_^




稽古期間約1ヶ月!ほぼ週2日!
わーお!たいへん!
そんな状況のなか、稽古もさることながら、稽古後に自主練するなど、二人芝居ならではの濃い作り方が出来たなぁと。



この座組での公演に出演できたこと、本当に幸せに思ってます!


手は2本しかないのに4本あるのではないかと思わせる技巧で、音響照明により彩りを与えてくれたMana-Tさん!!

自然と心に染み渡る最高のオリジナル曲を作曲し、歌唱指導もしてくださった佐々井さん!!

2人きりの空間を密度ある車内に仕立ててくれた舞台美術のキイロミドリさん!!

そして、
素晴らしい脚本を書いてくださり、演出してくださったいちかわともさん!!


誠くん役として、時に芝居で引っ張り、安心感を与えてくれた、志村くん、白井くん!!


本当に本当にありがとうございました!


乙戯社の繊細な脚本。
次回作がさっそく気になりますね♬



最後に、、、
演出のいちかわともさんが、さりげなく書いてくださっていた役者紹介!
とっても嬉しいお言葉の数々!






産声を上げた乙戯社。
今後とも、乙戯社を応援します!

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