『位置について、』配信!
◆ついに配信されました!
第三回ネットシネマフェスティバル
『位置について、』
飯野歩監督/15分
4月に渋谷ユーロライブにて上映され、
7月、ネット配信の日を迎えました。
本作品で、主人公士郎の妹、結衣役をやらせていただきました。
そして、3監督6作品の中で、
〈女優賞1位〉をいただくことが出来たのです。
今、改めて見ると、
滑舌は悪いし、体は固まっているし……
気になるところがわんさかわんさか!!
しかし!
絵が本当に綺麗で!
役者の皆さんの素晴らしい表情を捉えていて!
カメラマン松尾さん、そして飯野監督、本当に本当にありがとうございました!!
飯野監督の、もう一つの作品
『Day 7』
こちらも絶対見て欲しい!
緊張感が人間関係で描かれている作品!
同じ監督で、同じ脚本家で、タイトな撮影スケジュールの中、こんなにタイプの違う2作品を生み出せるセンスが素晴らしいのです。
◆撮影は、2018年2月。
とっても趣のある銭湯(脚本家さん直々のおうち)で、2日間で撮りました。
厳しいスケジュールの中、太陽の位置、日差しの入り方にも気を配りながら、の撮影。
初めての映像の現場は、発見の連続でした。
ネットシネマフェスティバルに参加させていただけたことで、多くの映画監督さんと出会うことも出来ました!
いつ現場でご一緒できる機会がきても、
自信を持って挑めるよう、
準備し続けなくては。
◆もう一つ、
このプロジェクトには思い入れがあります。
当初、オーディションに受かった時、
正直、参加するには余りにもスケジュールがタイトでした。
今回は辞めて来年にしようか。。
今回無理しなくてもきっと次がある。。
だけど、
今しかないと思えたのは、『家族』がいたからでした。
初めての映像作品。
そして、
初めて自分が渋谷ユーロライブのスクリーンに映った。
それはそれは、とても嬉しかったのです。
でも、
一番見て欲しかったのは、
『両親』でした。
遠出の出来ない両親に届けたい!
自分の役者の姿を見て欲しかった。
役者としての存在を認めて欲しかった。
家でも観ることができる、ネット配信。
つい先日、
ネットで初めて一緒に観ました。
授賞式で私が涙を流している映像をみて、
横にいる私の背中をさすってくれた母。
大きな愛を感じました。
自分がいまここに生きていることができるのは、
産んでくれた母のおかげで、
育ててくれた父のおかげで、
前を歩いてくれてた姉のおかげで、
私の役者としての原動力は
やっぱり家族への感謝なんだな。
それを源として、
これからも多くの人に活力を届けられる
役者でいたいと思います。
劇場へ来れなくても身近に感じることができる映像作品で観る人の心に残るものを!
そして、
劇場という敷居の高さを感じさせず、観る人はリラックスして体感することができる即興芝居(インプロ)で心を揺さぶるものを!
探求していきます!
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